薄毛治療はやはりプロに任せるのが一番安心ですし、効果が高いです。しかし、それ以外にも自分できることはあります。例えば食べ物でも薄毛を改善させることはできます。実際にこれを食べて薄毛が治ってきた、という話もあるのです。
1.薄毛の原因は2つある
2.どの食べ物がどの薄毛に効果がある?
2-1.効果がない、は濡れ衣!わかめ
2-2.AGAに効果を発揮する牡蠣・豚レバー
2-3.薄毛全般に効果の高い納豆
2-4.薄毛全般に効果がある高野豆腐
2-5.ナッツ類はストレス等の薄毛に効果あり
3.治療と併用すると◎
昔から髪に良い、と言われる食べ物はたくさんあります。その中には民間療法とも呼ぶべきものもありますが、調べてみると、あながち迷信とも言えないものがあります。確実に薄毛に効果がある食べ物についてお話したいと思います。
薄毛の原因は2つある
まずは薄毛の原因について少しお話します。薄毛には大きく分けてAGAによるものとその他の要因によるものとあります。AGAは遺伝子の中にある酵素、5αリダクターゼが男性ホルモン・テストステロンをジヒドロテストステロンに変えることにより脱毛が起こるという現象です。
そしてその他の要因はストレスや不規則な生活により頭皮や髪の状態が悪化し、栄養が行きわたらなくなることによって起こる脱毛現象です。
どの食べ物がどの薄毛に効果がある?
AGAに効果があるもの、その他の要因による脱毛に効果があるもの、そして両方に効果がある食べ物を分けてご紹介していきます。
効果がない、は濡れ衣!わかめ
髪に良い、と言われるものの代表と言えばわかめやひじきなどの海藻です。しかし、わかめには特に効果がないという声も増えています。調べてみると、わかめには亜鉛やビタミンB群、そしてE、そしてビタミンCが配合しています。
亜鉛はAGA予防に効果があると言われますし、ビタミンB群はたんぱく質が髪になる働きを促進してくれますし、ビタミンEは血行促進作用があり、それをさらにサポートするのがビタミンCです。それらの栄養素が入っているから髪に良い、という話が出たのでしょう。
AGAに効果を発揮する牡蠣・豚レバー
牡蠣はAGAを予防する亜鉛が豊富に含まれています。そして同じく豚レバーにも亜鉛がたっぷり含まれているため、予防効果が高いと言われています。しかし、亜鉛は同時に性欲増強効果もあります。ソッチの方を頑張りすぎると、せっかく取り入れた亜鉛がどんどん子だねとして消費されてしまいますので注意が必要です。
薄毛全般に効果の高い納豆
意外なものとして挙げられるのが納豆です。納豆は髪のもととなる植物性たんぱく質がたっぷりなのその部分は納得です。それに加えて、大豆製品に含まれるイソフラボンは男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑制してくれるのです。
また、納豆には皮膚の代謝を促進してくれるビタミンB群も含まれていますので、頭皮環境の改善にもかなり役立ちます。頭皮環境が悪化しているその他の要因による薄毛にも効果を発揮してくれます。
薄毛全般に効果がある高野豆腐
煮しめて食べることが多い高野豆腐も栄養分の宝庫です。大豆製品ですので、当然植物性タンパク質はたっぷりですし、イソフラボンも含まれています。
また、こちらには亜鉛も含まれているため、AGAに対しても効果を発揮してくれます。薄毛に悩んでいて、AGAなのかそれともストレスなのか悩んでいるような方であれば、豆腐を食べるよりも高野豆腐の方がお勧めです。
ナッツ類はストレス等の薄毛に効果あり
アーモンドやピーナツなど、普段からちょいちょいつまんでいるナッツ類。これは脂質も多いのですが、植物性たんぱく質が豊富に含まれています。また、血行を促進するためのビタミンEも多く含まれていますので、おやつ代わりに食べるのがお勧めです。
AGAに対する効果は薄いですが、その他の要因で薄毛に悩んでいる人にはこちらがお勧めです。今日からおつまみはオールナッツ類にしてみてはいかがでしょうか。
治療と併用すると◎
このように食べ物でも薄毛に対抗することはできます。しかし、本格的なAGA治療ほどの効果を得ることはできません。きちんとした治療をしつつ、これらの食品を意識して取ることで薄毛の進行を遅らせたり、治療の効果が出るのを早めたりすることは可能になります。