ハゲ予防、薄毛予防、そしてAGA予防。どれも結局毛が抜けないようにするにはどうしたらいいかってことなんですが、この予防法、たくさんありすぎてよく分からないと思いませんか?
1.頭皮のマッサージは?
2.頭皮を叩いて刺激するのは?
3.髪に良い食品をいっぱい取る、は?
4.オナニーをしないようにする、は?
5.亜鉛やノコギリヤシなどのサプリを飲む
6.育毛剤を予防として使うようにするのは?
7.意外に効果が?なものが多いんです
なので、AGA予防の方法としてよく聞くあれやこれを全部試したり、情報を集めたりして3段階評価をしてみました。ただの都市伝説からびっくりする効果があるものまでいろいろあったのでご紹介していきます。
よく聞く、頭皮のマッサージは?
頭皮のマッサージ、その目的は頭皮の血行促進です。栄養が行き渡らず固くなってきた頭皮を指の腹を使ってマッサージすることで抜け毛防止、育毛促進になる、ということです。
これは正しく行えば評価3です。髪が薄くなると、頭皮を保護できなくなるため、頭皮自体が厚く、硬くなります。そうなると毛根が深く入り込みにくくなるためどんどん抜け毛が増え、AGAは進行します。
頭皮全体を優しく指の腹でマッサージすると効果はありますが、「揉めば揉むほどいい」とばかりにぐいぐい力強く揉むと頭皮を傷つけたり、逆に抜け毛が増えたりします。こういうマッサージは逆に薄毛の促進になるので注意しましょう。
頭皮を叩いて刺激するのは?
これは絶対やってはいけない、マイナス評価がついてしまうものです。ブラシなどで強く叩いて刺激すると頭皮を傷つけてしまいます。場合によっては血が出ることもあります。そうなるとそこから雑菌が入り込んでしまい、毛根にも頭皮にも悪い影響を及ぼすことになるでしょう。
髪に良い食品をいっぱい取る
昔からわかめやひじき、めかぶなどの海藻が髪に良い、と言われます。しかし、これの評価は1です。海藻には確かにミネラル分が多く含まれますが、それが全部髪に行きわたる訳ではありません。
昔から、「海藻類は髪に良い」といわれてきました。
この「海藻類神話」は、今も根強く流布していて、せっせとワカメや昆布、海苔をとっている薄毛の人が少なくないようですが、海藻類はビタミンやミネラルをたくさん含んでいて身体に良いものの、残念ながら髪の発育と直接関係があることは証明されていません。
引用元:リーブ21コラム http://www.kando-st.jp/book/seaweed.html
ただ、バランスの取れた食生活を送ることで健康な頭皮や髪を作ることはできるので、AGAの原因となる酵素の発生を抑制する成分やAGA治療などをしつつ食生活を整えると、育毛効果は高くなるかもしれません。
オナニーをしないようにする
オナニーをして精子を放出する回数が多いとたんぱく質、そして亜鉛が出てしまうため、薄毛予防・AGA予防にはオナニーをしなければ良い、と言われます。これ自体は評価は2です。
というのも、亜鉛は男性ホルモンテストステロンを脱毛ホルモンジヒドロテストステロンに変化させる酵素、5αリダクターゼの働きを阻害する効果があるからです。どんどん放出するとその抑制効果はどうしても下がります。ですから、精子を出しすぎるのは問題です。
しかし、だからといってオナニーを完全封印すると今度はストレスがたまってしまいます。ストレスは円形脱毛症などのハゲを呼ぶこともありますので、適度に発散するようにした方が安心です。
亜鉛やノコギリヤシなどのサプリを飲む
亜鉛やノコギリヤシはAGAの原因となる酵素を抑制してくれます。ですから、AGAの予防としては効果が期待でき、評価は3です。AGAかどうかを見極めるには「あなたはAGA治療が必要?今すぐ確認」を。
しかし、その薄毛がストレスによるものだったり別の病気によるものであれば効果はあまり期待できません。すべての薄毛に効果があると信じるのは間違いであることを覚えておきましょう。
育毛剤を予防として使うようにする
育毛剤は頭皮の血行を促進する効果が高いものが多いですね。また、リアップのようにミノキシジルが入っているものであれば、データによる裏付けがあります。しかし、経皮タイプだとその効果は私たちが考えているほどでないのが現状で、単体ではAGA予防としての評価は2程度となります。
しかし、プロペシアなどの内服薬と併用することにより相乗効果が期待できますので、内服薬を使用している場合には評価が3まで上がります。
意外に効果が?なものが多いんです
AGA予防に良いと言われていることばかりを集めてみましたが、全体的な評価の低さに驚いたのではないでしょうか。特に薄毛が進行している場合には、上記のような方法ではほぼ効果が得られないことも。
そんな時にはやはりAGA治療を本格的に行っていくのがベストです。早ければ早いほどに効果が出るのも早いので、ヤバくなってから行くのではなく、少し気になる、というような段階ですぐに手を付けることを強くお勧めします。