薄毛はおしゃれにとって大敵。薄毛だから、ハゲだからこんな髪型しか出来ない、と思っていませんか?でも、それはあまりにももったいなさすぎる!
薄毛だって立派な個性なのです。今は個性を生かす時代。薄いことを隠す方法や、生かす方法で、ぜひヘアスタイルを楽しんでほしいと思います。
1.タイプ別でみる髪型
1-1.M字タイプ
1-2.前頭部タイプ
1-3.O字タイプ
2.薄毛でも安心して被れる帽子がある
2-1.水蒸気を通す帽子
2-2.撥水性があり、水蒸気を通す素材を使った帽子
2-3.綿素材の帽子
2-4.ストローハット
1.タイプ別でみる髪型
薄毛は、髪が薄くなってくる部分でタイプが分かれます。しかし、総合的には、すっきりとした清潔感が感じられるヘアスタイルが印象が良くなるようです。実際に薄くてもかっこいい、と人気のある人を見てみると、大半がさっぱりした短髪、または思い切りのいい坊主に近い髪型にしてはいないでしょうか。または、薄い部分をとてもお洒落に小物などでカバーしていないでしょうか。
カバーする方法はまた後半でお話するとして、まずは髪型のタイプ別に解説をしていきたいと思います。
1-1.M字タイプ
AGA(男性型脱毛症)によるはげ方のタイプです。額の生え際が、丁度アルファベットのM字の形に後退していくのが特徴です。もともと額の生え際がM字のようになっている人はあまり目立ちません。しかし、それも進行していけばどんどんM字が深くなり、昔昔の不良のような「ソリコミ」の状態になっていきます。
最近では、ドラゴンボールのベジータがM字の額なのにかけて、M字ハゲの人を「ベジータ」と呼んだりするのは意外に皆さんご存知ではないでしょうか。強さではなくM字ハゲ、というところがそう呼ばれてもうれしくないゆえんですね(笑)。
<オススメの髪型>では、M字に額が広くなっているタイプにはどのような髪型が似合うのでしょうか。それはズバリ、短くすっきりとカットしたスタイルや、ソフトモヒカンなどです。ソフトモヒカンと言えば一躍有名になったころのベッカム選手や本田選手、そして岡崎選手など、サッカー選手に意外に多い髪型です。おしゃれな上にボサボサになりにくいので人気があるのかもしれません。
芸能人ではブラックマヨネーズの小杉さんや市原隼人さん、そして所ジョージさん、渡辺謙さんと幅広い年代に愛されています。皆さん良く似合ってとってもおしゃれ。そして見事に薄毛をカムフラージュしている人も多いです。
1-2.前頭部タイプ
前髪全体の生え際から薄くなっていくタイプです。頭頂部や後頭部から髪を持ってきて前髪を作ってしまうと、不自然さが強調されやすくなります。いわゆるバーコード状態にしてしまうと不自然な上に、何かあった時には髪が流れて笑いものになる恐れもあります。ですから、前髪を作る場合は、軽く流れるようにカットします。
<オススメの髪型>髪を短くする方が清潔感が出ます。オールバックにしてもかっこよく決まります。また、このタイプはツーブロックにして、薄くなった部分に長さを合わせていくと目立ちにくくなります。また、ツーブロックのように髪がしっかり短い部分を作るとそことのコントラストにより、頭頂部が濃く見えるのもメリットです。
1-3.O字タイプ
つむじから薄くなってくるタイプです。頭頂部からと同時に額の生え際からM字に薄くなってくる混合型も見られます。これは一番薄毛が目立ちやすいので、気になるのならばできれば早めに薄毛に対する何らかの対策を練った方が得策でしょう。一番完全なハゲになりやすいタイプです。
<オススメの髪型>やはり短髪がおすすめですが、カットやセットで調節して目立たなくすることも出来ます。全体的に薄くなるので、薄毛治療を行わない!と決めているのであれば、早々に坊主にする方が素敵。特に眉毛が濃い、ヒゲも濃い、という方であれば、思いっきりおしゃれな坊主を目指してみてはいかがでしょうか。
どんな薄毛の状態にしろ、カットしてくれるのは美容師さんや理容師さんです。行きつけのお店があれば、相談して自分に合う髪型を提案してもらえれることも出来ます。髪型が決まれば、心も明るくなりますよね。美容師さん、理容師さんは薄毛をかっこよく魅せるテクニックもたくさん知っています。思い切って「薄くなって来たのが気になる」と相談してみるのもお勧めです。
2.薄毛でも安心して被れる帽子がある
似合った髪型であれば、薄毛をうまくカバーしたり活かしたり出来ます。また違った方向から考えると、帽子のファッションも似合えば素敵だと思います。ですが、帽子は少し抵抗があると考えている人も、薄毛を気にしている人なら多くいるのではないでしょうか。帽子は薄毛には悪い影響を及ぼす、と誰しもが感じていると思います。
確かに帽子を被ると通気性が悪くなり、帽子の中は蒸れた状態になり、抜け毛を誘発してしまうことになりかねません。ですが実は、薄毛の人でも気にしないで被られる帽子があります。 それについてご紹介していきたいと思います。
2-1.水蒸気を通す帽子
前頭部の部分がメッシュになっているキャップで、つばがついているので顔の長い人が被ると小顔効果があります。大人っぽく見せるためには、素材をレザーのものにしたりカラーが渋めのものにすると良いと思います。通気性が良いので髪をあまり気にせずに被られます。
特にムレやすい夏場はこちらがいいでしょう。その時期になると種類も増えるので、いろいろ揃えておくと薄毛隠しではなく、単におしゃれな人に思われるので一石二鳥!
2-2.撥水性があり、水蒸気を通す素材を使った帽子
今はアウトドア派も多く突然の雨に対応できるように、雨をはじいて湿気を通す素材で出来た帽子が販売されています。このようなものを準備しておくと安心。雨や強い日差しなど、自然環境は意外に髪や頭皮に悪いです。どんな時でも持ち歩けれるといいですね。
2-3.綿素材の帽子
綿素材の帽子は、吸湿性があるので被り心地も良いです。流行の柄や色などで決めたらおしゃれに被れると思います。綿は汗も吸ってくれるのでさらっと被られますが、臭いや汚れが気になります。そんな時は消臭スプレーを吹き付けて日陰で干しておくと形も崩れずに帽子も傷まず被れます。
汚れた時は手洗いをして陰干しにするといいですね。また、どうしても洗えない場合は除菌スプレーも。汚れには雑菌が繁殖しやすくなります。これは頭皮にとってもあまり良くないことなので注意が必要です。消臭スプレーと除菌スプレーは常備しておくと帽子を良い状態にキープしやすくなりますよ。
2-4.ストローハット
網目が風通しを良くします。綺麗目のポロシャツなどでコーディネートするとかっこよく決まります。 カンカン帽のような形だとおしゃれな上、頭頂部を隠すにはもってこいです。夏場はいろいろなタイプが出ますからその時の流行に乗ったものを選べば完璧です。
自分に合う帽子を見つけることは結構難しいと思います。そんな時は、いつも行っている洋服店で帽子が売っていれば、まずそこから始めてみましょう。同じブランドなら、洋服と合わせやすいと思います。 また、店員さんにそれとなく相談してみるといいですね。その時の流行なども把握しているので、帽子の形状をある程度決めてオファーすれば、一番おしゃれなコーディネートを提案してくれるでしょう。