髪が薄くなってくると何をするにも自信を持てなくなります。それを何とか治さなければと思うからこそ、サプリメントを飲んだり、薄毛治療薬を飲んだりするのです。
1.薬に副作用はつきもの
1-1.薄毛治療をするなら、副作用を知ろう
2.治療薬代表、プロペシアについて
2-1.プロペシアの副作用・ED
2-2.プロペシアの副作用・めまい、うつ
2-3.プロペシアの副作用・肝機能障害
3.ザガーロの副作用について
4.ミノキシジルの副作用・多毛
4-1.ミノキシジルの副作用・血圧降下
4-2.ミノキシジルの副作用・肝機能障害
5.知っておけば対処ができます
薬に副作用はつきもの
でも、効果が高いと言われるものには大半、副作用というものがあります。例えば頭痛薬には、吐き気や胃のむかつきなどがあります。危険度が高いものとなれば、アナフィラキシーショックが起こることもあるようです。
そしてガン治療薬の副作用も多く知られていますね。脱毛、ひどい嘔吐などがあります。効果が高いものほど、大きな副作用が出る確率が高いように思われます。
薄毛治療をするなら、副作用を知ろう
しかし、前もって分かっていれば症状が出た時にすぐに対処できるのも事実です。ですから、薄毛治療薬を飲む、と決めたのであれば、まず副作用についてしっかり学んでおきましょう。
治療薬代表、プロペシアについて
まず、どこの病院でも処方してもらうことができるプロペシアです。プロペシアは5αリダクターゼの生成を阻害する働きがあります。この酵素の働きによって男性ホルモンが脱毛ホルモンに変わってしまうので、ここを阻害すればAGAの進行はストップします。
しかし、飲むのをやめるとまたAGAの症状は進んでいきますので、一度飲み始めるとずっと飲む必要がある、と言われます。
プロペシアの副作用・ED
この副作用として、性欲減退、つまりEDがあります。勃起しない、性欲がわかないなど、すでに結婚して子どもが欲しいと頑張っている殿方には深刻な問題です。
しかし、実はこれ、思い込みによるものが大半だと言われます。いわゆるプラセボ効果のようなもの。「プロペシアって飲むとEDになるんだろう?」と思いながら飲んでいれば、それが現実になってしまうことも多々あるようです。人の身体とは不思議なものなのです。
プロペシアの副作用・めまい、うつ
そしてめまいやうつがあります。これはプロペシアでなくとも起こり得る副作用です。しかし、その原因自体はよく分からないのが実情です。そのため、このような症状が頻発し、生活に支障をきたすような場合は服用を中止し、医師に相談する必要があります。
どんな薬もそうですが、身体に合わないことはあります。無理をして飲み続けて体を壊しては、いくら薄毛が改善されても仕方がないので無理をしないようにしましょう。
プロペシアの副作用・肝機能障害
そしてもう1つ、かなり気になる副作用として肝機能障害があります。プロペシアだけではなく、多くの薬は肝臓で代謝されることが多いため、圧倒的に負担をかけてしまいます。薬の副作用として一番重いものがこの肝機能障害だと思われます。
そしてこの発見が遅れたり、どうも体調が悪いけど大丈夫、と長く放置すると肝炎や肝硬変など重篤な症状が出るので気を付けましょう。できれば薄毛治療薬を飲む前にきちんと肝臓の検査をしておくことをお勧めします。
ザガーロの副作用について
育毛治療薬としてもう1つよく見られるのがザガーロですが、ザガーロの副作用もプロペシアとほぼ同じです。しかし、プロペシアよりも強力に5αリダクターゼを阻害するので、副作用の症状は同じでも、頻度は高くなる、という情報があります。
ミノキシジルの副作用・多毛
そしてミノキシジル。この副作用は他とは違い、全身の毛が濃くなってしまうというものがあります。頭髪以外の体毛が濃くなるので、ムダ毛に悩んでいる人にはちょっと辛いかもしれません。頭髪の薄毛に悩む人には体毛が多い人が多いので、事前に知っておいた方がいいでしょう。
ミノキシジルの副作用・血圧降下
そして、もともと血圧降下作用のある薬ですから、当然血圧を下げてしまいます。ですから、血圧が低い人には向きません。高血圧で、かつ薄毛治療を望んでいる人が服用する分には一石二鳥となります。
ミノキシジルの副作用・肝機能障害
また、肝臓にも負担をかけるというのは他の薄毛治療薬と変わりません。薄毛治療に関しては肝臓のトラブルは一応覚悟しておく方がいいでしょう。
知っておけば対処ができます
それぞれの薄毛治療薬に副作用があります。同じようなものも多くありますので、それぞれ把握しておくと安心です。