ハゲで悩んでいるのは男性だけではありません。女性だってハゲで困っているのです。そして男性に比べて情報が少ないのも事実です。これではハゲの対策も、自分がなぜハゲているのかも分かりにくくなります。
1.女性のハゲ・びまん性脱毛症
1-1.びまん性脱毛症の原因は?
2.女性のハゲ・産後脱毛症
2-1.産後脱毛症の原因は?
3.女性のハゲ・頭皮環境の悪化
3-1.その対策はどうしたらいい?
4.どれか分からない、と悩むなら?
そこで今回は女性のハゲに限定した情報をお送りしたいと思います。女性が悩まされているハゲ・薄毛の種類、そしてその原因、さらに最も知りたいであろうその対策方法について詳細に述べていきましょう。
女性のハゲ・びまん性脱毛症
女性のハゲは男性のそれとは違います。女性のハゲは一部分が全部なくなってしまう男性型脱毛症と違い、つむじ・分け目といったトップに近い部分が薄くなる、ということが多いです。これをびまん性脱毛症と言います。
びまん性脱毛症は男性型に対し、女性型脱毛症と呼ばれます。女性が悩まされるハゲ・薄毛の原因の多くはこのタイプになります。
びまん性脱毛症の原因は?
昔はびまん性脱毛症の原因と言えば老化でした。老化によって女性ホルモンの分泌が減ることで男性ホルモンが優位になり、脱毛が起こってしまうという状態なのです。更年期にかかるころから悩まされる人が多くいました。
しかし最近では若い女性にもこのびまん性脱毛症に悩まされる人が増えているのです。若い女性がハゲに悩まされる原因としては、睡眠不足、ストレス過多などが上げられます。これによって自律神経が乱れ、ホルモンの分泌がおかしくなり更年期頃と同じ状態になってしまうからです。
また、過激なダイエットや喫煙、ピルの服用などでもホルモンバランスが乱れやすくなるので薄毛・ハゲに悩まされるようになってしまうのですね。
この対策としては、ホルモン分泌を正常にし、女性ホルモンを優位な状態へと戻すことが何よりも大切です。自律神経を整えるためには生活習慣を正すことが必要になります。しっかり睡眠時間を取る、栄養の偏らない食事を取る、そしてストレスが溜まらないように適度な運動をすること。このようなことに心がけていると少しずつ改善されてくることが多いです。
女性のハゲ・産後脱毛症
女性のハゲの原因にはもう1つ、産後の脱毛症があります。妊娠出産によってホルモンバランスが乱れてしまい、一時的に脱毛が起こるというものです。思いのほか抜けてしまうため、薄毛に悩まされてしまうこともあります。
産後脱毛症の原因は?
この原因は妊娠出産によるホルモンバランス異常ですから、子育てをしている間にだんだんと落ち着いてきます。しかし最近のように高齢出産が多くなると、産後調子が戻らないまま更年期に突入、というふうになってしまうため、「そのうち治る」と放置していては本格的な薄毛になってしまう危険もあります。
女性のハゲ・頭皮環境の悪化
そしてもう1つ、純粋に頭皮環境の悪化による抜け毛があります。これはストレスがそれに拍車をかけることもあります。頭皮がカサついたり、炎症を起こしたりしてしまうと健康な髪の毛が育ちにくくなります。その結果抜け毛がひどくなってしまうのです。
また、ストレスによって血行不良になれば、髪や頭皮に栄養が行きわたりにくくなってしまいます。頭皮環境の悪化と血行不良を放置すれば、髪の質自体が落ちていくので抜けやすく、育ちにくくなってしまうのです。
その対策はどうしたらいい?
この対策としては血行を促進すること、そして間違ったヘアケアを見直すことが大事になります。シャンプーを見直し、ストレス解消のために軽い運動を取り入れるといいでしょう。
どれか分からない、と悩むなら?
女性のハゲの種類、原因、そして対策までをざっとまとめました。あなたのハゲ・薄毛の原因もきっとこの中にあるでしょう。しかし、どれだかよく分からない・・・という場合はぜひ、専門のクリニックへ。今は女性専門の外来を設けているクリニックも増えています。一度無料カウンセリングに行けば、その不安はきっと解消されるはずです。