そのハゲの原因は間違ったシャンプー?

ハゲが気になりだして数カ月・・・。どんどん進行している気がする生え際の後退。てっぺんの薄毛。対策は取っているつもりなのに、どうしてだ!

そんなあなたにゼヒ学んでほしいのが、ニキビケアについて。どうリンクしてるんだよ!と言われそうですが、まあ聞いてください。

ハゲ予防には「洗う」を知るべし

ちゃんとニキビケアをしているのにニキビが増える人と、育毛ケアをしているのにどんどんひどくなる人には共通点があります。それはズバリ「洗うについての間違った認識」なんです。

洗いすぎ、洗わなすぎ、どちらもNGです。育毛で言えば、脂っぽいから、毛穴が詰まらないようにきれいにしようと、洗浄力の強いシャンプーを使う人、いますよね。実際スカルプケア用のブラシのパッケージには「毛穴の詰まりを解消」なんて書いています。

洗いすぎるとアラ大変?

ひび割れ

でも、油分を摂りすぎた肌は逆に必死になって皮脂を出すため、脂っぽくなりやすいのです。また、皮脂の取りすぎによって頭皮が乾燥してしまい、硬くなるのです。固くなってしまえば血行が悪くなりますし、大事な皮脂バリアがなくなるため頭皮が炎症を起こしたりするようなトラブルが起こりやすくなります。

ハゲ予防には毛穴をきれいにしなきゃ、とばかりに強い洗浄力、すっきりスース―するようなものばかりを選んでいると、逆にハゲが進行していくのです。確かに5αリダクターゼがある人は何となく脂っぽくなりますが、適度な皮脂は頭皮の味方なのです。これを覚えておきましょう。

頭皮ケアもやりすぎ厳禁!

そして頭皮マッサージ用のブラシですが、これもやりすぎは禁物です。適度なマッサージは頭皮を柔らかくし、血行を促進します。しかしやりすぎると今度は頭皮も毛穴も痛めてしまいます。昔、頭皮をブラシ等で血が出るまで叩く、というような育毛方法もあったようですが、今では傷ついた頭皮にばい菌がつき、炎症を起こしたりしたら大変、逆に悪い、と言われています。

シャンプーを頭皮にすり込むかのようにブラシでぐいぐい洗うのは絶対に避けましょう。頭皮に悪いし、毛が一緒に絡まって抜けてしまうこともあります。細くなって弱まっている毛であれば切れてしまうこともありますよ!

シャンプー選び、これは外せない!

そしてシャンプーの選び方ですが、あまりに高い育毛シャンプーはNGです。金額が気になって必要量をしっかり使えなくなってしまうことがあります。あまりに少ない洗浄成分では本当に落とさなければいけない汚れも落とすことができず、頭皮環境の悪化につながります。長く続けていける金額のものをきちんと選ぶということも大切です。



正しいシャンプーの成分&使用法

では正しいシャンプー選び&使用法ってどうなのでしょうか。頭皮と髪に優しいシャンプーとは、ということになりますが、これはアミノ酸系の洗浄成分を使っていること、そして天然素材由来の保湿成分などが入っていることがポイントです。

アミノ酸はそもそも髪の構成成分ですから、それが洗浄成分であれば洗いながら髪を強化することだって可能なのです。例えば馬油は髪にも頭皮にも優しいし、保湿力が高いので頭皮のケアもできます。良質のアミノ酸でもあるので、髪にハリとコシを与え、髪の力の底上げをしてくれます。

そして正しい洗い方は、手のひらでしっかり泡立ててから頭皮に乗せてマッサージをすることです。基本的に原液のままでは刺激が強すぎるので、一度泡立ててからなじませるようにしましょう。そうすることで頭皮や髪の洗い過ぎを防ぐことができます。

少しだけ、気を使ってね

本当に少しの心がけでハゲは予防することができます。逆に、ほんの少しの間違いがハゲをどんどん促進させることもあるのです。正しいシャンプーの選び方と使用方法を守って大切な髪を少しでも長く守りましょう。

もちろん、きちんとハゲに対する対処をするのも大切です。皮膚科で診てもらう、専門クリニックで診てもらうなど、プロと二人三脚での薄毛治療も忘れずに!