はげの前兆を知り、若いのに薄毛・・・を回避

ハゲって、年取ったらなるものでしょ?なんて油断していると、ある日突然気づくのです。「あれ、俺の生え際やばくね?」「何だか頭のてっぺん薄くね?」という驚愕の事実に!

そうならないためには、日ごろから自分の髪と頭皮の状態をしっかり把握しておくことです。はげの前兆を知り、「あらら・・・あの人まだ若いのにね、かわいそうに」と憐れまれてしまうことを徹底して避けていきましょう!

はげの前兆とはどんなもの?

はげの前兆として有名なものに、「抜け毛が増えた」「髪質が変わった」「頭皮が固くなった」「頭皮・髪の生え際の赤み、かゆみ」があります。

抜け毛が増えるのは・・・?

抜け毛が増えるのは季節的なものもありまますので一概にはげの前兆とは言えません。特に女性は妊娠や出産などで抜け毛が増えることもあります。そこでチェックしたいのが毛根部分と、抜けた毛の長さです。

抜け落ちた毛根部分をじっくりと見てみましょう。毛根部分がしっかりついているでしょうか。もしも毛根部分がやせ細ってしまってほとんどない、という場合、すでに毛根に大きなダメージが出ています。細くなった毛根はしっかりと頭皮に根を張って毛を育てることができないので、ますます薄毛になり、最終的には毛根ごときれいに抜け落ちてしまい、二度と毛が生えてこなくなります。

髪質が変わるのは・・・?

髪質が変わったという場合にも危険です。特に今まで硬くて太い髪だったのが柔らかく細くなった場合は危険。扱いやすいからいいじゃん、と思うなかれ。それは髪に栄養が行きわたらなくなったサインです。また、急に髪にクセが出て来て大変、というような状態も危険です。これは毛穴が詰まってしまい、髪の毛がきちんと生えることができなくなった可能性があるのです。

また、細胞分裂が正常ではなくなったことも原因の1つに挙げられます。こうなってくると毛根が弱っているサインと思っていいでしょう。ひいてはそれが抜け毛につながっていくので注意が必要です。

頭皮が固くなるのは・・・?

サイの皮

頭皮が固くなったというのは、つまり血行が悪くなり、栄養が行きわたらなくなった、ということ。また頭皮が乾燥して状態が悪い、ということになります。これはニキビができる肌と同じなのですが、角質が厚くなって肌自体が固くなってくると毛穴がうまく開閉できず、毛穴が開きっぱなしになってしまいます。

そのためそこに汚れが詰まり、毛穴詰まりが出来てそこから毛が生えにくくなるのです。生えてもその汚れを避けながらなので、細い毛になってしまうのです。

また、頭皮に柔軟性がなければリンパの流れや血行も悪くなりますので、栄養も行き渡らなくなります。そうすると栄養不足になる髪の毛はやせ細り、最終的にはハゲ、抜け毛の原因となってしまうのです。

頭皮がかゆい、赤いのは・・・?

頭皮や生え際がかゆくなったり、妙な赤みが出たりする。これもはげの前兆です。かゆいということは、その部分に何らかの異常が出ている、ということが考えられます。生え際に関してはシャンプーの洗い残しが考えられます。シャンプー、そして整髪料が残っていると、その部分に炎症が起こって赤みが出ることがあります。

炎症がひどくなると、最終的には可能し、毛穴自体が死んでしまうこともあります。そうなれば当然その部分からは毛が生えて来ることはありません。また、そのかゆみに耐えられずかいてしまうと、それが刺激になり、ますます悪化してしまうことも考えられます。刺激を与えるとそこは自己防衛本能が働き、角質が厚くなってきますので、薄毛への負のスパイラルまっしぐらです。

すぐに対応できるように!

このようなはげの前兆、あなたの頭皮には出ていませんか?これくらい、と放置すると立派な若ハゲさんになってしまうことも考えられます。もちろん、その先もハゲまっしぐらです。何事も最初が肝心、きちんと対処できるように常にチェックしておきましょう!