薄毛が目立たない髪型を徹底検証

薄毛が気になるようになれば、できれば隠したいと思うのが人間の心理です。薄毛が目立たない髪型といえば有名なものがいくつかありますが、どんな薄毛も隠せるとは限りません。

薄毛の悩みは男女違いますし、薄毛になる場所も違います。しかし、それぞれに薄毛が目立たない髪型があるはずです。それをあれこれ調べてみました。

なぜ人はハゲるのか?

まず、男性がどのようにハゲるのかをちらりとお話したいと思います。男性のハゲは主に2つのパターンに分けられます。生え際がぐんぐん後退し、M字のベジータ状態になるタイプ。そしてもう1つは頭頂部がどんどんカッパのように薄くなるタイプです。

頭頂部ハゲに関してはいろいろなアイテムで隠しやすいのですが、生え際の後退については、どんどん広くなっていくため対応が難しいところがあります。



そして女性の薄毛は全体的に薄くなっていくのが特徴です。分け目やつむじの地肌部分が目立つようになる、というのが多く、男性のように部分的にハゲていくことはあまりありません。

生え際後退型のお勧めの髪型は?

前髪
引用元:現役美容師がみんなの美容に関する悩みを解決 http://beauty-professionals.net/86.html

薄毛が目立たない髪型はそれぞれのハゲ具合に合わせてチョイスすることが最重要です。まずは男性の生え際後退型。これはベリーショートにして、生え際に軽く前髪がかかるようにするのが一番目立ちません。

ツーブロックにしてトップを多く残しさらりと前にかかるようにするのもお勧めです。トップ部分から前に流してくると違和感がありません。

頭頂部薄毛お勧めの髪型は?

中田
引用元:男性と女性のための最新のヘアスタイルのトレンド http://u0u1.net/xOug

頭頂部が気になる人は断然ソフトモヒカンです。横を短く整えることにより視線がトップのボリュームに集中します。髪の毛を中央にしっかり寄せることでかなりボリュームアップして見えるのです。

ベリーショートもお勧めです。頭頂部の長さに合わせてカットしてもらうようにすれば薄毛が目立たない髪型に仕上がります。スタイリング剤でスパイキーに仕上げると、柔らかく細い髪も目立たなくなります。

してはいけない髪型は?

逆にしてはいけない髪型はロングヘアになります。頭頂部に関しては、汗や水などで濡れた時に髪がぺったりと張り付いてしまい、頭頂部が薄くなっているのがすだれのように見えて余計に際立ってしまいます。

生え際に関しても同じです。長いとその隙間から見える額や生え際の後退具合が一層強調されてしまい、実物以上にハゲて見えてしまいます。隠したい気持ちは分かるのですが、木は森の中に隠せと言います。短い髪の中にこそ、薄毛は隠すことができるのです。

薄毛の女性にお勧めの髪型は?

カールヘア
引用元:ビューティーナビ http://beautynavi.woman.excite.co.jp/style/detail/23400

女性の薄毛は基本的に分け目やつむじの部分です。ボリュームがなくぺったんこになると目立つので、トップ部分にボリュームをつけるため、ウェーブなどを付けて根元からしっかり立ち上げてしまいましょう。

そして、いつもとは違う分け目にしてあげることで分け目部分の薄毛が目立たなくなります。また、前髪を伸ばしてポンパドールにしてもボリュームアップしてとても素敵になります。

してはいけない髪型は?

女性がやってはいけない薄毛隠しは逆毛を立てることです。髪が健康で多い人であれば多少切れたりしても問題はないのですが、薄毛になっているということは髪が細く柔らかくなっている、ということです。それに逆毛を立てては髪がどんどん切れて傷んで、隠すこともできなくなってしまいます。

それぞれ違うんです

このように、薄毛が目立たない髪型というのは男女別、そしてハゲ方別にそれぞれぴったりなものがあるのです。いい、と言われる髪型を次から次に試しても納得いかない、という人は自分のハゲの特徴をうまくつかめていないのかも。冷静に分析してみてください。

しかし隠すのも限界があります。いくら隠しても薄毛の進行をストップすることはできません。ですから、きちんと薄毛に対する治療をしながら、あくまでも応急的な処置として薄毛が目立たない髪型を選ぶというのが大切なのです。