自力で薄毛を治す方法って何がありますか?

薄毛に悩んでいる。でも、人に話すのは恥ずかしいし、今なら何とかできるかもしれないと思っている・・・。実際、クリニックに行かずに薄毛治療に頑張っている人はいらっしゃいます。

薄毛に効果がある、とされる食べ物、サプリ、個人輸入できる薬など、確かにいろんなものがあります。そこで、自力で薄毛を治す方法について述べていきたいと思います。

薄毛の原因は何だ?

まず、薄毛の原因を探る必要があります。薄毛はストレス性によるもの、そしてAGAという立派な病気によるものとあります。ストレス性による薄毛であれば、まずはストレスを解消することからスタートです。自力で薄毛を治すためには、軽い運動が必要になります。運動はストレスを解消させる効果がありますし、血行を促進する効果も得られます。

頭皮の環境を整え、元気な髪を生やすためには毛細血管の隅々まで栄養と酸素を行きわたらせる必要がありますが、これをするためにも運動が大切になってくるのです。

薄毛の原因がAGAならば?

AGAによる薄毛であれば少し厄介です。というのも、AGAは病気なんですね。体内で男性ホルモンが脱毛ホルモンに変えられてしまうのです。それをするのは、5αリダクターゼという酵素です。これを持つ持たないは遺伝子によって決められます。遺伝子を変えるというのは無理なので、この酵素の働きを阻害していくしかありません。

効果がある食べ物等は?

そのために効果がある、と言われるのは亜鉛、ノコギリヤシ、カテキン、リモネンなどです。亜鉛やノコギリヤシはサプリメントで摂取するのが一番手軽です。そしてこの2種類は一緒に摂ることで相乗効果を期待することができます。

カテキンはお茶、そしてリモネンは柑橘類に含まれています。毎日の生活に少しプラスするだけでもかなり効果が期待できるのではないでしょうか。

亜鉛は普通の食事からでもとることができます。ナッツ類、牡蠣などに多く含まれています。これらを意識してとることにより、体内に亜鉛を補給することができます。しかし食べ物だけで取るのは大変なので、サプリが登場するのです。

効果がある外用薬などは?

そして外側からの働きかけとしては、やはりシャンプーと育毛剤でしょう。シャンプーはとにかく頭皮をすっきりさせなければ、と思っていませんか?あまりに強いものであれば、逆に頭皮を荒れさせてしまうことがあります。


育毛効果があるシャンプーというのは、意外に頭皮に優しいマイルドな洗い上がりのものが多いのです。アミノ酸系の洗浄成分を使っているもの、そして保湿成分がたっぷり入っているものが圧倒的多数です。ウーマシャンプーやブラックシャンプーなどはその典型でしょう。今まで頭皮を痛めつけて薄毛になっていた人は、頭皮を癒す方向に進みましょう。

育毛剤もリアップなどのように有効成分が入っているものはもちろんのこと、通常の育毛剤でも血行促進成分、そして頭皮の炎症を抑える成分が入っています。市販のものは効果がない、と言われることもありますが、頭皮を整えるにはこれでも十分なのです。頭皮をいたわるためのシャンプーと育毛剤。これが外側からの大切な働きかけになります。

合わせ技が何より大事なんです

自力で薄毛を治す方法はこのように合わせ技が必要となります。いろんな方向からの働きかけが大切なんですね。でもこれは、実はAGA治療をクリニックで行う時も同じようにするのです。内服薬だけでもダメだし、外用薬だけでもダメ、ということがよく分かりますね。

ただ、クリニックではたくさんの症例を見てきたドクターが頭皮の状態と遺伝子の状態を確認したうえで、それにぴったりの薬を処方してくれ、治療法を提案してくれます。自力で一般的な方法をあれこれやるよりも、やはりプロにゆだねるのが得策かと思われます。自力で頑張るのもいいですが、一度カウンセリングに行ってみてもいいかもしれません。