薄毛、ハゲは病気です。そう、AGAは男性型脱毛症という立派な病気であったり、ストレスによるものもやっぱり病気ですし、頭皮トラブルによるハゲも皮膚病になります。
そのため、薄毛を治すための薬もたくさん出ています。大体の飲み方は決まっているようですが、やはりその効果は最大限に出てほしい、と思いますよね。
そこで、いつ、どんなふうに飲むのが良いのか、一緒に摂ると相乗効果を得られるものは何なのかなど、薄毛が一番早く解消しそうな方法を集めてみました。
飲み薬はいつ飲んだらいい?
薄毛の薬といえば、やはり病院で処方されるプロペシアやミノキシジル、ザガーロ、そして最近ではプロペシアのジェネリックであるファイザーやサワイなどでしょうか。基本的に1日1錠となります。これをいつ飲むといいのか、ということですが、基本的にはいつでもOKです。
ただし、できる限り決まった時間に毎日飲みましょう。効果は24時間なので、同じ時間に飲むようにすると血液の中のフィナステリドの濃度が常に一定に保たれ、継続的に効果を発揮してくれます。
確実に飲める時間を選んでその時間に飲む、と決めてしまうといいでしょう。最初のうちは忘れるので携帯のアラームなどをかけるといいかもしれません。
お酒飲むけど、それでもいつでもいい?
ただ1点注意したいのが、飲酒をする人の場合です。どの薬も大半そうなのですが、プロペシアは肝臓に負担をかけることがあります。一時的に肝臓にたまることがあるのですが、お酒も同じなのです。肝臓で浄化されるんですね。
そのため、飲酒をする前に薬を飲むと肝臓に大きな負担をかけることがあるので、飲酒の習慣がある人は夕方は選ばないようにした方が無難です。飲み会のお誘いを受けることがある場合も同様です。そういう人は朝飲むようにすると安心ですね。
何と併用するといいの?
プロペシアであれば、ミノキシジルと併用すると良い、と言われます。プロペシアは直接5αリダクターゼに働きかけますが、ミノキシジルはもともと血行を良くするために効果を発揮するものです。併用するとお互いの効果が引き出されるようです。
薬ではなくサプリメントも同じです。薄毛のためのサプリと言えばノコギリヤシと亜鉛です。これは単体ではなく、併用すると効果が高まる、と言われます。同時にマルチビタミンなども摂取するとバランスよく髪や頭皮の環境を改善することができるでしょう。
簡単にできる効果アップ作戦は?
さて、薄毛に効果のある飲み薬やサプリを飲んでいる間、他に気を付けることはあるのでしょうか。当然ありますね、それは食生活です。栄養バランスの良い食事は髪や頭皮にとても良い影響を与えてくれるのです。
そして、例えばプロペシアには入っていない血行促進成分をとる、サプリには入っていない髪のもととなるたんぱく質をとる、など、飲み薬に不足しているものを補うようにするのです。プロペシアだけでは、抜け毛はストップできても髪は太く元気にはなりませんよね。
風邪を引いた時でも、薬を飲みながら栄養をある程度とります。それと同じなんです。ついでに言えば、風邪をひくと体を休めるために睡眠をとりますよね。育毛も、成長ホルモンが出る時間にしっかり寝ることで多少なりと効果が出るようです。
ですから、生活の改善も必須です。できるだけ夜の10時から12時までには寝るようにして、髪をしっかり育てられるようにしましょう。成長ホルモンが出ている時間はお肌にもいいと言われるくらいなので、確実に髪にも良いはずです。
薬は確かに進行を食い止めるけれど
処方された飲み薬を飲んでいれば確かにAGAの進行はストップします。けれど、それだけ。髪を元気にするもとは入っていないのです。ですから、食生活の改善、そして生活習慣の改善も同時に行っていきましょう。それでも行き詰った時は、潔くAGA専門のお医者さんに相談しましょう!そう、「♪お医者さんに相談だ~♪」ですよ!