薄毛に悩む皆さん、こんにちは。あなたは薄毛のケア、と言うと何を思い浮かべるでしょうか。育毛剤、発毛剤、育毛シャンプー・・・いろいろありますね。でも、もしかして発毛剤やシャンプーにばかり気を付けて毎日のブラッシングを怠ってはいませんか。
薄毛を改善するためには、ブラッシングは不可欠です。ブラッシングをすることによって、頭皮や毛根が刺激を受けて血行が良くなり、その結果新陳代謝も活発になります。頭皮や髪に負担のかからない毛を使ったブラシで、正しいブラッシングを心掛けると薄毛の改善が見込めるようになっていきます。
1.ブラッシング
1-1.効果的なブラッシング
1-2.ブラッシングはいつが良いか
2.シャンプーとブラッシング
2-1.ブラシを選ぶ
2-2.気を付けること
2-3.シャンプーした後のブラッシング
ではここで、正しいブラッシングについての知識を皆さんにつけていただきたいと思います。ご自分の使用しているブラシを手にご確認くださいね。
1.ブラッシング
まず、正しいブラッシングの仕方をお伝えしていきましょう。寝ぐせ直しや、髪をサラサラにするタイプのスタイリング剤などをスプレーしておくと、髪の摩擦が起きにくくなります。そのようなスタイリング剤はブラッシングの際に髪を傷めにくくしてくれます。
ブラシを使う前に、まずは両手で、毛のもつれや絡まりを丁寧にときほぐします。いきなり目の細かいブラシを入れると抜け毛や切れ毛が増える恐れがありますので、手ぐしでさらっと通るようになるまでしっかりほぐしましょう。髪が細くねこっ毛と呼ばれるような方はなおさらです。
1-1.効果的なブラッシング
まず、毛先からブラッシングしていきます。毛先の方のみを丁寧にブラシをかけていきます。最初にほぐしているのでスルスル髪がブラッシングできると思います。
その後、順に髪の真ん中をブラッシングし、根元へとブラシをかけていきます。中ほどから下に向けてブラッシングをしたら、次は根元から、と段階を踏んでいくことで髪へのダメージを防ぐことができます。少し面倒だと感じても、髪のために頑張ってみてください。慣れると習慣のように行うことができるようになります。
側頭部から毛の流れに逆らうようにときあげます。この時、しっかり髪がほぐれていないと引っかかって抜け毛・切れ毛の原因になります。そのためにも最初にしっかりとブラッシングをしておきましょう。
後頭部から前頭部に向かってブラシをかけます。これも同様です。しっかり髪をサラサラにしてから行うとよいでしょう。ブラシはあまり強く押さえすぎないように心がけます。
前頭部の生え際から頭頂部に向かってブラッシングします。生え際は額との境目になります。力を入れすぎると額の部分の皮膚を傷めてしまいますので注意してください。あくまでも頭皮をなでるくらいのつもりでやっていくとケガがありません。
最後は髪の流れに沿って全体をブラッシングします。これで終了です。全体にブラシをかけているので、頭皮がすっきりしているのではないでしょうか。髪はサラサラになり、血行も促進されているはずです。
※力を入れすぎずないようにして、丁寧に行います。余分な力を加えると頭皮や髪の表面を傷めることになり、かえって逆効果です。頭皮を傷めると、そこに雑菌が繁殖してしまいます。汗をかいたりして不潔になることもありますので、できる限り傷をつけないように気を付けてくださいね。
1-2.ブラッシングはいつが良いか
ブラッシングはいつするのが一番効果的か、ということですが、ブラッシングすることで頭皮の血流が良くなったり表面の汚れが落ちて薬剤等も浸透しやすくなるので、育毛剤やシャンプーの前に行うのがお勧めです。実際、長い髪の女性などもお風呂に入る前に一日の汚れを浮かせ、髪のもつれを解くためにブラッシングをすることが勧められています。
実際、シャンプー時にはあらかじめ毛の汚れや絡みがある程度取れているため、負担も少なくシャンプー出来ます。外出して帰宅した時にも、髪の汚れやからみを取るためにブラッシングを行うとよいでしょう。汗をかいた際には、髪や頭皮のためにも水のいらないシャンプーなどで汚れを取るのもお勧めです。
2.シャンプーとブラッシング
お風呂に入るときにブラッシングを行うとしたら、お風呂に入る前、シャンプーの前にブラッシングすることをおすすめします。シャンプー前のブラッシングは、頭皮ケアに最適です。念入りにブラシを通しておくと、髪についている汚れや皮脂を浮き上がらせておくことが出来ます。そうすると、シャンプー前のシャワーだけで約80%ほどの髪や頭皮の汚れを落とせます。結果、シャンプー剤の使用も少なくて済み泡立ちも増すことから、シャンプー時における髪や頭皮のストレスを軽減でき、抜け毛の改善につながります。
シャンプーの使い過ぎは頭皮にとっても刺激が強くなってしまいます。シャンプーは2日に1回程度でいい、日本人は洗い過ぎである、という意見もあります。何でも洗剤は少ない方が良いようです。
2-1.ブラシを選ぶ
良い方法として、ブラシは目の粗いものと細かいものを用意して、使い分けます。最初は、目の粗いブラシを使います。さっと全体をブラッシングしたら、今度は目の細かいブラシで念入りにブラッシングします。
また、ブラシの素材はイノシシや豚の毛を使ったものが良いと言われています。硬さや長さが適度で、頭皮に刺激を与えるのにちょうどいいとも言われます。特にイノシシの毛を使ったブラシは高級なものとして取り扱われています。
2-2.気を付けること
ブラシは使った後は洗うなどして、清潔にしておきます。使ったままにしていると雑菌が繁殖してしまい、ブラシを使ったときにそのまま髪に付着してしまうことになります。洗った後はしっかりと乾かさないと、これもまた雑菌の温床になってしまいます。水気を切ったら陰干しをするようにしておきましょう。
2-3.シャンプーした後のブラッシング
<シャンプー後に行うブラッシングには効果がないのか。>
シャンプー後に行うブラッシングは、頭皮ケアや毛髪の改善にはなりません。そもそも濡れた髪をブラッシングするのは髪を傷めてしまいます。まずは髪をしっかりとドライしましょう。乾いたタオルで濡れた髪をはさむように優しく水分を取ります。ドライヤーで髪を乾かしますが、髪の根元から毛先に向けてドライヤーを当て乾かしていきます。
毛先からドライヤーを当てると、キューティクルがはがれてしまい、髪のダメージになってしまいます。髪も頭皮もしっかり乾燥させ、髪が落ち着いた後にブラッシングします。このブラッシングの目的は、髪のもつれや絡まりをほどくことです。そのままにしていると、髪が引っ張られたりして抜け毛の原因となってしまいます。
<注意点>
髪や頭皮は洗い立てですので、まだ保護するための皮脂が充分分泌されていません。無防備な頭皮は少しの刺激でも傷めてしまいやすいので、頭皮を傷つけないように、注意をしてブラッシングします。
できる限りシャンプーの前に髪をしっかりブラッシングするようにしましょう。その方が髪にとって最高の状態を作りだすことができます。薄毛・抜け毛にお悩みの方は、ブラッシングをしっかりと見診直してみてください。
しかしやはり薄毛・抜け毛が気になるという場合には、本気でAGAの治療を考えた方がいいのかもしれません。その際には一度無料カウンセリングを受けてみることをお勧めします。