10代なのに頭頂部が薄毛?

若者のハゲ

ハゲ・薄毛に悩むのはオヤジ世代だけかと思っていたのに。まさか10代の俺が悩むなんて!どうしたらいいんですか!という相談を受けたので、若者の薄毛についてちょっと考えてみたいと思います。

10代、20代で薄毛に悩む人って結構多いのです。どうもつむじが気になる、分け目が目立つ気がするなどから始まり、だんだんと生え際が後退してきたなどの本格的な薄毛の悩みへと進行していきます。

年齢を重ねるとハゲ・薄毛の原因はAGAである場合が多いのですが、若者の薄毛はまた少し原因が異なる場合があります。10代でありがちな頭頂部が薄毛になる原因としては「ホルモンバランスの乱れ」「ストレス」「不規則な生活」「間違ったヘアケア」等が挙げられます。1つずつ見ていきましょう。

ホルモンバランスの乱れで薄毛

思春期の頃は、身体が急激な成長を遂げます。男性は男性ホルモンが急激に増え、体つきがゴツくなり、ヒゲが生えたりし始めます。しかし、この時はまだホルモンのバランスが不安定な状態です。そのため、一時的に抜け毛が増えることがあります。

また、この時期は精神的にも不安定になることが多く、それがさらにホルモンバランスの乱れを引き起こすため、実は女性でも薄毛に悩むことがあるのです。

この時期の頭頂部の薄毛は、成長が落ち着いてくれば改善することの方が多いので、あまり気にし過ぎないようにして過ごすことが大切です。



ストレスで頭頂部が薄毛に?

10代と言えば、中学、高校、そして大学、社会へ出るなど、環境が変わることがとても多いです。勉強の内容が変わる、求められることが増える、そして環境が変わるたびに人間関係なども変わってゆき、多かれ少なかれストレスを抱えることがあります。

そのストレスで脱毛症になる人は多いのです。こと、「最近の若者はストレスに弱い」と言われますが、昔に比べて薄毛に悩む人が増えているのは、質問掲示板等への10代の薄毛の悩み相談が増えていることでも感じられます。

ストレスでの薄毛は、大人と同様、ストレスを発散することで解消されることが多いです。適度な運動を取り入れ、好きなことを思いっきりする時間を取るようにしましょう。また、ストレスによって血行不良になっているであろう頭皮の血行を促進するために、頭皮マッサージを取り入れるのもいいですね。

不規則な生活が薄毛を呼ぶ

環境が変わることで、生活が不規則になることもあります。学生であれば部活や塾などで食事の時間や寝る時間が毎日ずれたりすることもあるでしょう。また、変な時間にお腹が空いてお菓子を食べてご飯が入らない、なども起こり得ることです。

この生活習慣の乱れはホルモンバランスの乱れを引き起こしたり、ストレスを溜め込んだりしやすい状態になってしまいます。また栄養バランスなども乱れ、血行不良、栄養不良などで薄毛の原因になりやすくなります

間違ったヘアケアで薄毛に!

化粧水
引用元:PR TIMES http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000006496.html

思春期は人への印象も気になります。汗やニオイ対策などに人一倍敏感になり、シャンプーをするにしてもガシガシ洗いすぎるくらい洗ってしまったりすることがあると思います。しかし、これは頭皮や髪を傷める原因になってしまいます。

その反対に、洗い過ぎはよくない、と言ってスタイリング剤をたっぷりつけた時にもささっと洗うだけにしていても、それが頭皮を刺激して同じく痛める原因になってしまいます。

その日の汚れはその日のうちにしっかり落とすことが大切。でも、頭皮に爪を立ててガシガシ洗ったり、髪をこすり合わせてスタイリング剤を落としたりすることは止めましょう。頭皮は指の腹で洗う、髪はこすり合わせない。そして薄毛が気になる場合はきちんと育毛トニックなどを使いましょう。上の画像の「頭皮の化粧水」のように若者向けのケア製品も出ています。

油断しないで!改善する気配がないなら・・・

10代の若者の頭頂部ハゲ・薄毛の原因はこのようなことがメインです。しかし、年齢を重ねても治らない場合には、AGAを疑った方がいいでしょう。20代になっても薄毛が治らない、むしろ進行した、という場合にはいち早くAGAチェックをして対処法を考えましょう。