薄毛対策、女性の一番気になる場所

生え際が気になる

薄毛とその対策には様々なことがあげられます。女性の場合、生え際や髪の分け目、全体的な抜け毛を悩んでいる人が多いです。ふと鏡を見て薄毛に気づいたり、髪を結ったときに生え際が薄くなっていることに気づくことが多いようです。

1.生え際の薄毛について

生え際の毛は産毛や細い毛が多く、外因によっても抜けやすい毛です。それに伴いホルモンバランスが乱れることによって、更に抜けやすくなります。特に更年期にはいる年齢は女性ホルモンが激変し、男性ホルモンの量が増えることもあって、前頭部や頭頂部の薄毛が目立ちます。

1-1.生え際の薄毛は治る?

額の生え際の部分は、血管が少ない部分です。そのため栄養や酸素が行きわたりにくく、とかく頭皮も固くなりがちです。この前頭部が薄毛になると、他の頭部の薄毛よりは治りにくいと言えます。

1-2.薄毛を改善する

額の生え際が薄毛になった場合、上記のことから考えると、まず血行を良くするマッサージが効果的です。入浴中やシャンプー時に行うとよいと思います。シャワーでのマッサージも効果的です。特に、入浴後の育毛剤などを使う際にマッサージをすると、より育毛剤の薬成分が浸透しやすくなります。

マッサージの方法は、両手の指の腹を使って、頭皮を前後に動かすイメージで揉んでいきます。薄毛に効くツボも刺激すると良いと思います。両耳の付け根の後ろあたりとこめかみの上の部分などがツボになります。

生え際の薄毛治療には、やはり病院へ行くことをおすすめします。生え際の薄毛には、ホルモン療法が高い効果を望めます。

2.髪の分け目の薄毛

頭頂部の分け目が気になり周囲の視線が気になって座れなかったり、ボリュームがなく外出するにも気持ちが沈んだりしていませんか。

2-1.薄毛になる生活習慣と改善

男性に限らず、女性もストレスや生活習慣の乱れ、加齢によってもホルモンバランスが崩れてAGA(男性型脱毛症)が発症することがあります。女性の場合は女性男性型脱毛症(FAGA=FemaleAGA)、「FAGA」と呼ばれることがあります。原因がこのFAGAの場合、頭頂部や前頭部の髪が薄くなります。女性ホルモンを補う食品として、豆乳や大豆製品、サプリメントを利用して栄養を補いましょう。コーヒーを一日2杯飲むことも女性ホルモンを活性化するのに良いとされています。またこの場合も、病院ではホルモン療法で薄毛を改善します。

2-1.薄毛になる生活習慣と改善

過ぎた喫煙や飲酒、偏った食事などで薄毛になるケースが多いです。これらはストレスから成る場合もあります。適度に運動したり、栄養のバランスを考えた食事に気を付けるなどして、生活習慣を改善していきましょう。

2-2.薄毛とヘアスタイル

毎日のドライヤーでも髪と地肌はダメージを受けています。ドライヤーの熱を長く当てない、髪から20cm程離して使う等気を付けます。ワックスやスプレーにも気を付けます。使用するときは、地肌につかないようにします。また、必ずシャンプーでよく落としてから就寝するようにします。

いつも同じ分け目にしていると、分け目の部分にばかり紫外線や外部の刺激を受けて、薄毛の原因となります。髪も強く結んだりすると、常に引っ張られた状態になり髪や頭皮に負担がかかり、その部分やまわりが薄毛になったりします。いつも同じ髪型をするのではなく、分け目を変えたりして髪や頭皮に負担のかからない状態をキープしてあげましょう。