頭頂部の薄毛の大きな原因とは?

後ろから見る

頭頂部だけ薄毛ということはありませんか? これは自分では気づかないのですが、後ろを歩いている人や上から見下ろす人から、勝手に薄毛を心配されてしまう薄毛です。

知らないのは自分だけ、となります。

カッパのように薄毛になってしまいますので、頭頂部の薄毛というのはなるべくならないに越したことはないのですが、なぜ、頭頂部が薄くなってしまうのでしょうか?

AGAが原因の1つなのは間違いなし

男性の髪の毛が薄毛になる原因というのは、AGAが原因の脱毛症であると考えて間違いがありません。

AGAの原因は、男性ホルモンのジヒドロテストステロンが原因なのですが、頭頂部はジヒドロテストステロンとプラスして生活習慣の乱れというのが大きなものだといえます。

生活習慣の乱れと薄毛

AGAはジヒドロテストステロンという男性ホルモンの影響によって起きるものです。ただ、頭頂部の場合、生活習慣というのが密接にかかわってきます。

そのため、親族にAGAの人がいないのに頭頂部だけが薄毛になるということだってあるのです。

ちなみにAGAは遺伝するのですが、母親の遺伝子の方が関係するようなので、母親の親族にAGAの人がいれば、高い確率で子供もAGAになるでしょう。

なぜ、生活習慣と薄毛に関わりがあるのかといえば、毛根へ栄養を与えるには血液が必要不可欠です。しかし、生活習慣の乱れにより、この血液の流れる血管が小さくなっていきますと、髪の毛へ栄養が与えられなくなり、太くコシのある髪の毛というのが次第にできなくなっていくのです。

つまり、草花へ水をあたえなければ枯れてしまうように、髪の毛も毛根へ栄養を与えなければ枯れてしまうのです。

成長ホルモンの分泌の乱れ

また、生活が不規則な人の多くが、睡眠時間を軽視する傾向があります。寝てない俺カッコイイみたいな感じですが、睡眠というのはとらなければ寿命を縮めるだけでなく、体の不調の原因になりますので、きちんと睡眠時間を確保しなければならないのです。

睡眠不足というのは、頭頂部の薄毛にも関係があります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンというのは、体の新陳代謝を促すホルモンです。このホルモンが分泌されるので髪の毛が、生えて、のびて、太くなり、抜けるというヘアサイクルが出来ます。

しかし、成長ホルモンの分泌が乱れてしまえば、ヘアサイクルが乱れてしまい、生えて、のびて、抜ける、のような感じになります。つまり、太くコシのある髪の毛が作られにくくなり、地肌が目立つ、細く抜けやすい髪の毛ばかりになるのです。

頭頂部はこのヘアサイクルの影響を受けやすいので、すぐにカッパのような頭になってしまうのです。

タバコを吸うなどの習慣

これは前述の血管に関係のあることですが、人間はタバコを吸うとニコチンの影響で血管が細く脆くなります。末梢血管はつぶれてしまうので、血液の流れが阻害されます。

また、血液内の酸素量が減りますので、それにともない髪の毛へいきわたる酸素量も減ってしまいます。

肥満気味というのもダメ

肥満というのは、男性にとってはかなり害悪で、男性ホルモンのテストステロンの分泌量を減らしてしまうのです。テストステロンの量が減れば、それだけジヒドロテストステロンが生成されますので、肥満になればなるほど、薄毛になりやすくなります。

また、血管内にコレステロールが浮遊して、血液の流れを悪くする働きもあります。

つまり、肥満というのは、薄毛に直結しやすいといえます。

まとめ

頭頂部の薄毛というのは、生活習慣が多きな原因となります。家族にAGAの方がいないと油断して不摂生な生活を続けていますと、頭頂部の薄毛となってその結果が現れます。

薄毛になってしまうと改善が難しいので、ならないような生活習慣を送ることをお勧めします。