内科医がこっそり教えてくれたサプリの選び方

ヒント

育毛を本気で考えた時に思いつくものといえば専門のクリニックです。でも、その先生たちって、外科、内科のような分類をすると一体どうなるのでしょうか。まさか産婦人科じゃないしなぁ・・・という感じですが(汗)

育毛といえば薬やサプリの服用という内からのケア、そして植毛という外側からのケアの2種類があります。前者が内科、そして後者は美容外科的な治療となります。つまり、育毛に関わるのは内科と外科、両方ということなのです。

内科医にサプリの選び方を聞いてみた

それなら、サプリメントに関しては内科の先生に聞いた方が絶対いろいろ知っているはずです。そこで、内科の先生に、育毛サプリの選び方をしつこく食い下がって聞いてみたところ、このような情報を仕入れることができました。ドクターお勧めの方法とは・・・?

内科医いわく、まず生活を正すことを大前提とします、と。栄養バランスとのとれた食事、そして適度な運動、ストレスを溜め込まないこと、規則正しい生活などがあることが前提で、サプリについてお話をします、ということでした。これらが乱れていると、どんなにいい薬やサプリでも効果が半減してしまうので要注意、とのことです。効果がない、と思っている人はここが問題なのかもしれませんね。その上で、医師のお勧めを伺いました。

心して聞け、選び方の極意

「薄毛の原因別でお勧めの成分は異なります。AGAが原因で頭頂部、または生え際が後退しているのが明らかならば、それは男性ホルモンであるテストステロンが酵素、5αリダクターゼによってジヒドロテストステロンに変化し、脱毛が起こっていると考えられます。これを防ぐためには医薬品であればプロペシアですが、サプリとなると亜鉛やノコギリヤシなどになります。

単品もよいのですが、これは両方を摂取した方が相乗効果が期待できます。加えて欠かせないのは血行を促進する成分と、髪のもととなるたんぱく質を生成する成分です。ただ単純に薄毛予防のための成分だけを摂取するのではなく、頭皮の血行を促進し、髪の生成を助けるような成分、例えばカプサイシンやアミノ酸などの栄養素も配合されているものが理想的です。



また、ノコギリヤシと同様な効果を得られるヒオウギエキスやオウゴンエキスが入ったもの、毛髪を強く濃くするグロースファクターやt-フラバノンが入ったものなどもあります。それぞれの効果を知っておいて、サプリに配合されているものをチェックしながら、5αリダクターゼの阻害効果、血行促進効果、そして育毛効果、すべて得ることができるものを選び出す、というのがベストです。

どれかだけに特化したものを選ぶよりも総合的に薄毛を改善していくことができます。これらがすべて配合されているものであれば、薄毛の原因がAGAだけではなく、ストレスや生活習慣に関係することである場合にも効果が期待できるからです。」

なぜ、そういう選び方をするのか

ということです!絶対の原因が分かっていない場合には、1種類だけのサプリを必死に飲むよりも、複合的な効果を得られるものをチョイスするのが良い、ということなんですね。もちろん病院で診断してもらってその原因がはっきりすれば別、ということです。

AGAかどうかをセルフチェックするのは「あなたはAGA治療が必要?今すぐ確認」などを読めば簡単ですが、原因が複合している場合もあります。自己判断するよりも本当は早めに内科でも皮膚科でも受診して、本当の原因を確認してもらう方が確実に早めの対処ができるのです。

本気で悩むなら、病院で原因の特定を

薄毛は放っておくとどんどん進行していきます。間違った対処法をしていれば、ストップすることはありません。そして早めに対処すればそこから盛り返して、もう一度フサフサな頭になることだって夢ではありません。だからこそ、本気で薄毛の進行を止めたいのであれば、病院で原因を特定することを強くお勧めします。