薄毛にはやっぱり短髪が良い?

新茶

初夏のような暑い日が続いています。今の季節から夏にかけて髪や頭皮のケアをしっかりしておかないと、秋に抜け毛が増えて、ますます薄毛になってしまうので要注意です。薄毛が気になっても短髪にしていたら、すっきりと見えて清潔感も感じられます。ですが、やはり薄毛対策はやっておくべきです。

1.薄毛と短髪

これからの季節、紫外線がピークに達します。真夏よりも、意外と5月が一番紫外線がきついのです。今は、腕や脚だけでなく、全身の紫外線対策が必要です。特に髪は一番ダメージを受けるので、UVカットのスプレーをしたり、帽子を被って髪と地肌を守りましょう。汗や皮脂が出やすい時期でもあります。夜のシャンプーも、頭皮を指の腹でもみ洗いするように優しく汚れを洗い流しましょう。

1-1.発毛と育毛対策

外出が多くなる時期でもあります。薄毛が気になり外へ出るのも億劫になりがちですが、そうならないための発毛や育毛対策はどのようにされていますか?自宅で出来ることでは、育毛シャンプーを使って洗うことや、育毛剤をつけてマッサージなどがあげられると思います。

内服薬での治療も、正直お金と時間がかかります。病院の皮膚科で処方してもらっても、ひと月約18,000円程度はかかるでしょう。薄毛専門のクリニックなら、ひと月およそ30,000円必要です。では、お金はかかるけど、比較的短期間で発毛の効果を得られる「植毛」がありますが、薄毛を解消するための解決策となるのでしょうか?

1-2.植毛

「自毛植毛」
抜け毛の心配のない部分の毛を採取して、薄毛の部分に移植する方法が「自毛植毛」です。採取する場所は、後頭部と側頭部が多いです。また、採取する方法は、人の手によってする場合と、ロボットを使って移植する毛根の生え方や流れを計算し、傷をつけることなく採取する方法が取られます。前者の方は採取した後が瘡蓋になって傷も目立ってしまいますが、後者の方は傷もほとんどなく、移植したことも外からは分からないくらいです。

ただ、移植する場所の髪が短いと、採取直後は採取したところが目立ってしまうので、短髪の人は少し髪を伸ばしてから施術を受けた方がよいかも知れません。髪が長いと、採取した場所の上の部分の毛を下せば隠せますが、短い場合は髪が伸びるまで、かつらを使用します。

頭頂部に植毛をした場合と前頭部のした場合とでは、前頭部に植毛をする方が、自然に見える生え方にするには難しい部分です。もともとの毛の生え方や向き、毛の流れなどを考慮してデザインし植毛しますが、うまく植毛が出来なかったり、定着しない部分が出てきたりすると、生え際では不自然さが目立ってしまいます。そうなると、短髪でのスタイルが難しくなり、隠すように前髪を下したりするヘアスタイルになってしまうでしょう。

1-3.薄毛と長髪

薄毛でも長髪にしている人もいますが、毛の少ないところと多いところの格差が大きくなって、薄毛が際立ってしまうスタイルになってしまいます。もし、髪を伸ばすヘアスタイルにするなら、髪を後ろにまとめると、すっきりとワイルドに決まります。

しかし、逆に髪を引っ張ってくくると、抜け毛が増えてしまう心配も出てくるでしょう。特に生え際が引っ張られる状態になるので、M字の部分やこめかみあたりが薄くなってくる心配があります。生え際の部分は血管が少なく、血行も他の部分よりは悪くなりがちです。よくマッサージをしたりして、しっかりと頭皮ケアを行いましょう。

やはり薄毛には、長髪よりも短髪の方が清潔感もあって、スタイルもすっきりと決まるでしょうね。