AGAは男性がなるものと決めつけていませんか?薄毛が気になる女性の皆さま、AGAは女性もかかることがあるのです。当然その治療方法もありますが、意外に費用については触れられていません。いくらかかるのか気になりますよね。
1.男性のAGA治療費の平均は?
1-1.女性が治療するにも同じやり方ですか?
1-2.AGAとFAGAは何が違うの?
2.なぜ女性ホルモンが減るの?
2-1.女性はみんな危険があるの?
3.治療費は男性より高いの?
3-1.今すぐスタートできることは?
男性のAGA治療費の平均は?
男性がAGA治療に費やす金額の平均は、「AGAの治療費一覧|私の場合は?」に詳しく掲載していますが、内服薬治療であれば6000円から7000円程度、各クリニックのオリジナル治療法(内服薬プラス育毛剤)では2万から3万程度、そして頭皮に育毛成分を直接注入するメソセラピーと呼ばれるものであれば1回につき数万円かかると言われます。
女性が治療するにも同じやり方ですか?
女性にもAGAがある、とは言いましたが、厳密に言うと少し異なります。というのも、AGAは男性型脱毛症という意味で、女性には当てはまらないのです。女性の場合には、女性がなる男性型の脱毛症という意味でFAGAと言うのが真実です。原因は似ているようで少し異なりますので、やり方自体も異なってきます。
AGAとFAGAは何が違うの?
AGAの原因は、男性ホルモンに酵素、5αリダクターゼが関与して脱毛を促すホルモンへと変わってしまうというものです。この恐ろしい働きをする酵素、5αリダクターゼは1型と2型があり、1型は側頭部と後頭部の皮脂腺、2型は前立腺と前頭部から頭頂部にかけての毛乳頭に存在します。
問題は毛乳頭に住むこの2型で、これが男性ホルモンと合体して脱毛ホルモン、ジヒドロテストステロンに変身して薄毛を促進させてしまうのです。これがAGAの仕組みです。
女性の場合は、通常は男性ホルモンの体内濃度は男性と比べると1/20しかないのであまり頭髪に影響しないのです。しかしさまざまな要因によって女性ホルモンが減少すると、男性ホルモンが優位に立ってしまい、AGAと同じような症状が出てしまうのです。
なぜ女性ホルモンが減るの?
女性ホルモンは20代をピークにどんどん減少していくものです。ですから、年齢を重ねると薄毛に悩まされやすくなると言えます。しかし若いうちにAGAかも、と悩んでいる場合は、急激なダイエットやストレスによるホルモンバランスの乱れが大きく関係しています。
自律神経が乱れると、分泌系に支障をきたし、ホルモンバランスが乱れます。その結果、本来分泌されるはずの女性ホルモンの量がおかしくなってしまうのです。そして男性ホルモンが優位に立ち、脱毛が促進される形になります。
女性はみんな危険があるの?
男性と同様、全員が薄毛に悩まされる訳ではありません。年をとっても髪がフサフサな女性も多くいるでしょう。この5αリダクターゼの量は遺伝で決まります。あなたの父母、祖父母、総祖父母までをたどり、薄毛に悩む人がいれば、AGAを発症する可能性は高くなります。
5αリダクターゼの分泌を増やす方の遺伝子は優性遺伝子と呼ばれ、強く影響するものです。これを優勢の法則と言います。(wiki:優勢の法則)ですから、平たく言うと家系にハゲがいればハゲに悩まされる確率は恐ろしく高いものになる訳ですね。
治療費は男性より高いの?
女性の場合、本来分泌されるべき女性ホルモンの量を確保すれば進行はストップしますし、再度強く太い毛にすることができます。ですから、男性のようにずっと内服薬を続けなければいけないということはありません。ですから、結果的には安くなることの方が多いです。
今すぐスタートできることは?
女性ホルモン様の成分を補いましょう。豆腐や豆乳などの大豆製品に多く含まれるイソフラボン、ざくろに含まれるエストロゲンの一種であるエストロンなどがそれに当たります。食事に取り入れてもいいし、サプリメントで補ってもいいでしょう。ざくろとイソフラボンなど、女性に嬉しい成分を詰め込んだこのようなサプリもあります。
引用元:DHC http://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=2080
または、女性専門の窓口があるAGA治療のクリニックのカウンセリングを受けてみるのもお勧めです。例えばAGAルネッサンスクリニックやAACクリニック、東京AGAクリニックなどはカウンセリングが無料となっています。早くスタートすれば、それだけ費用も安く済むので、悩むよりもまず行動です。